このブログは
こばやし治療院 院長の小林大介が

日々真剣に患者さんと向き合って感じる
「氣付き」をつぶやくブログ。

 

 

治療に通い続ける人
不必要な治療・薬を続ける人

病名・病気を大切に持ち続ける人

 

そんな方々を、減らすための
札幌北区にある整体・鍼灸治療院。

完全予約制
すべて自由診療「保険を使わない施術」

 

 

 

 

 

ぎっくり腰など
腰を痛めた場合には

最初の処置が重要です。

 

 

 

 

こういう時って患者さんからも
色々と質問が出てくるんですが…

 

それを簡単にまとめると

 

1、痛めた時はどうしたらいいの?

 

【回答】

まずは、痛みが出ない姿勢や体勢で安静にする。

筋肉など、腰の組織を損傷している可能性があるので
それ以上、壊さない為に負担をかけない。

 

冷やして気持ちが良いようなら
冷やしてください。

 

ただ、血圧がすごく高い(心疾患なども)とか
寒冷過敏、寒冷蕁麻疹・アレルギーなどがある場合には
無理に冷やさなくても良いです。

 

痛めた程度によって
具体的な処置は変わりますが

まずは、こんな感じ。

 

 

2、冷やすのは湿布でも良いですか?

 

【回答】

悪くはないです。

でも、湿布はメンソールによってスースーしますが
そこまで熱を取りません。

 

また、肌色の湿布には
痛み止めの薬が入っていることが多く

「冷やす」というよりは
「炎症を抑える」といった感じで

手元に、湿布があるなら
貼っていただいて大丈夫です。

 

 

 

ただ、応急処置として
しっかりと冷やすなら

アイスノン、氷などを使って
15〜20分ほど無理をしない範囲で
痛みの少ない楽な体勢で冷却すると良いですね。

 

 

3、コルセットはした方がいいの?

 

【回答】

着用していて楽なら着けて大丈夫です。

 

足首の捻挫などでも
テーピングやサポーターで固定するのと同じように

腰の場合でも
損傷直後は「保護」「固定」しておくと
損傷部位の安静になりやすいです。

 

どうしても仕事に行かないといけない、など
安静が難しい時にはコルセットがあった方がいいですね。

ただ、着用することで
「締め付けられて痛い」など
負担になる場合には控えてください。

早くて1日
長くても3日程度の着用です。

 

 

4、ストレッチやマッサージは効果ありますか?

 

【回答】

損傷度合いによります。

軽度であれば
あくまでも専門家が行う前提で
痛みが軽減する可能性はあります。

 

ただし、どこの損傷なのか?

どの程度の損傷なのか?

 

どんな方法が可能で
何が危険なのか?

自分での判断は難しいはずですから

自己判断でのストレッチや揉みほぐしは
危険ですのでおやめください。

 

 

それで悪化した人は
たくさん見て来ました…。

 

特に「〇〇でぎっくり腰を撃退!!」
「一発で治るストレッチ!!」

などには絶対に騙されないように(笑)

 

 

 

質問シリーズは、この辺で。

 

 

 

 

立ち上がれない、起き上がれない
つたい歩きしかできない…

咳をしても響く
黙っていても痛い

ズキズキと病む…

 

などなど

 

 

重症度が高い場合には

炎症を抑える処置が最優先ですし

 

場合によっては
腰椎の圧迫骨折も疑います。

 

 

 

骨折してるのに
揉んだり、伸ばしたりしたら…

 

そりゃあ、もう大変ですよね…。

 

 

 

動くのも激痛な場合には

1日安静に過ごして…

 

 

翌日以降にご来院ください。

せっかく治療をしても
治療院の往復で、また痛くなりますから…。

 

 

すごく重症なのに

「仕事があるから今日で治してください!」

と、以前言われたことがありますが…

 

全力でやっても
カラダの反応として、生理的に
そんな短時間じゃ回復できないものもあります。

 

 

 

仕事が大切なのは、よくわかります。

 

僕も同じですからね。

 

 

でも、自分のカラダ・健康は
もっと大切ですよね?

 

カラダが元気なら
いくらでも取り返せます。

やり直せます。

 

 

大丈夫です。

 

 

だから、本当は
そんな急な腰痛でさえも

予防していければ一番なんですけどね…

 

こちらの記事で
ぎっくり腰になる理由について書いています。

ぜひ、読んでみてください。

2021/12/27    No.1191
■  通称、魔女の一撃は痛いぞぉ〜
年末のぎっくり腰は何故起きるのか?

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いつもいつも
こばやし治療院を支えて頂き
本当にありがとうございます。