このブログは
こばやし治療院 院長の小林大介が

日々真剣に患者さんと向き合って感じる
「氣付き」をつぶやくブログ。

 

 

治療に通い続ける人
不必要な治療・薬を続ける人

病名・病気を大切に持ち続ける人

 

そんな方々を、減らすための
札幌北区にある整体・鍼灸治療院。

完全予約制
すべて自由診療「保険を使わない施術」

 

 

■  良く聞かれることなのでブログにしました。
プールを歩くのと、地面を歩くのと、どっちが良いのか?

 

 

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

お陰様で
僕は運が良い日々を送らせて頂いてます。

 

 

 

運動などを含めたセルフケアについて
良く聞かれるのですが

 

 

プールの中を歩くのと

 

地面を歩くのと

 

 

 

どっちがいいの?

 

 

なんて話に。

 

 

 

これは、状況によるので

プールの中の方がいい時もあれば
地面の方がいい場合もあります。

 

 

 

 

まずは

プールの中を歩くメリットは?

 

 

 

まず、第一に

 

水中に入ることで浮力によって
足にかかる体重が減少しますよね?

 

 

 

だから、シンプルに

全体重をかけると、痛みや不安がある。

 

 

でも、体重を減らして歩けば大丈夫。

(杖や、水中などで)

 

 

 

こういう場合に
プールに行けるなら水中歩行もいいですね。

 

 

 

ちなみに、水深によって
体重のかかり方は変わりますから

 

ざっくりと

おヘソくらいまで水に入ると
体重約半分になります。

 

 

胸の高さまで入ると
体重は30%程度まで減少するという
基準があるので参考までに。

 

 

 

 

あとは、水の抵抗力などで

関節、筋肉の運動は陸上での動きよりも
速度も一定に、ゆっくりになります。
(等速性になると言われている)

 

 

これが、場合によっては
フォームの崩れにつながることがあるので

水中での動きは
ゆっくりと丁寧に行う方が安全ですね!

(速く出来る人はしてもいいですよ!)

 

 

 

 

こんな感じで

水中の場合には体重コントロールと
いつもと違う関節や筋肉の運動になる!

 

という特徴があります。

 

 

 

地面を歩くと
痛みや疲労で長く歩けない

 

 

 

筋力の低下が不安…

 

 

 

でも、安静にしていても
良くなる見込みも薄い…

 

 

 

そんな時は、10分程度からでもいいですから
水中歩行をやってみるのはアリですね!

 

 

 

 

じゃ、陸上(地面)を歩くのは
あんまり良くないのか?

 

と、聞かれると

 

もちろん、そんなこともなく

 

 

 

 

普段の生活は
陸上でしていますから

その環境での
運動能力は絶対に必要ですよね。

 

 

 

水中運動は、あくまでも

 

「陸上で必要なカラダの機能」を

 

もう一度
獲得するための練習ってことです!

 

 

 

 

水の中で生活している
珍しい人はいないと思うので…(笑)

 

 

 

 

 

リハビリはあくまでも

 

普段の生活、やりたいことなどを
安全に、効率よく行えるための
カラダの機能を再習得させることが

 

目的ですから

 

 

何度も言いますが
「〇〇が良い」「〇〇が効く」なんて
情報に流されずに

 

 

何のためにやっているのか?

 

 

今のあなたには
何が必要なのか?

 

 

 

ここが大事!

 

 

 

 

 

体重をかけた時の痛みや不安だけを考えたり

 

「痛い部分にかかる体重」という
リハビリの視点では

 

 

水中運動(部分荷重)から

陸上での運動(全荷重)というように

ステップアップしていきます。

 

 

 

 

 

陸上、地面の歩行に
不安や痛みがある場合には

水中歩行も選択肢の一つ。

 

 

 

地面や、陸上での歩行に
痛みや不安がなくなってきたら…

 

日常生活に必要な動作
いつもの環境でしっかりと動いてくれる
カラダを目指しましょうね!

 

 

あ、別に地面を歩けるようになったから

水中歩行を
やめないといけない訳ではないので

 

 

もし、自分に合っているなぁ〜

 

と感じるなら
そのまま習慣化しちゃっても良いです。

 

 

 

特異性の原則

 

生体は課せられた刺激に順応する

 

 

 

どこまで行っても
この原則なので

 

慢性的な痛みを治したいなら
絶対に、自分の努力が必要ですからね!

 

 

 

今日も、いつも、明日からも
ありがとうございます。