腰痛の原因を徹底追求する

 

椎間板ヘルニアの痛みの原因は
本当にヘルニアによる神経の圧迫なのか…?

 

1970年代の話

腰が痛いのだから
腰痛の原因は、絶対に腰にある!!

と、腰が痛い人をMRIで入念に検査をしてみると…

 

ほとんどの人の椎間板が擦り減り
神経のある方へ飛び出している状態も多かった。

そして、大切な神経を圧迫しているように見え
「これが腰痛の原因だ!!」となった…。

これが、椎間板ヘルニアという診断名の背景。

 

 

しかし、当時のお医者さんの中にも
こういう画像所見に疑問を持つ先生もいました。
(少数だったようですが…)

 

なぜなら、ヘルニア患者の経過を観察すると

痛みの程度が、日によって、時間によって変化し
さらに、痛みを訴える場所も一定ではない。

 

ヘルニアは上下左右に動いたりはしない。

もちろん、短期的に
出たり引っ込んだりもしない。

ここに、大きな矛盾を感じますよね。

 

 

 

疑問を持った医師たちが、革命的な研究結果を発表した。

 

現代の整形外科医の中にも
腰痛の原因として

「椎間板の損傷」
「骨が曲がっているから」
「背骨の間が狭くなっているから」

という定説に
疑問を持っている方も結構多いんです。

 

というのも
神経が圧迫されると

主に感じるのは「痛み」ではなく
「痺れ」ではないのか?

 

正座や、腕枕などで
痺れたことはありませんか?

神経は圧迫されると
神経内部の血流が阻害されてしまうので
痺れや感覚が鈍くなるような症状が出るはず。

 

そんな疑問から
「腰が痛くない人」をたくさん集めて…

腰のMRIを撮影すると
76%の人に椎間板ヘルニアが見つかってしまった…。

 

しかし、検査を受けた人は全員
「腰が痛くない」人たち

 

ここから
椎間板ヘルニアと腰痛は関連がない!?

という新常識が話題になり

この研究は、1995年国際腰痛学会の
【腰痛界のノーベル賞】と評される『ボルボ賞』を受賞
世界的にも権威があるものとして評価されています。

 

その後も、研究は進み…

「椎間板ヘルニアが原因とされる腰痛」は
おおよそ全体の3%に過ぎないということも
わかってきました。

 

 

じゃ、3%以外の腰痛は
一体何が原因なのか?

 

 

 

 

腰痛・神経痛の原因を大きく3つに分類

 

 

背骨や椎間板が主な原因ではない腰痛が
一番多い事例になるわけですが

原因として考えられるものを
3つに分類しながらまとめていきます。

 

 

① 内臓・自律神経など体内の【機能】

腰痛というと、どうしても筋肉や骨関節などを
イメージしてしまうかも知れませんが

実際には
体内環境、内臓疲労、自律神経の関連が非常に深く
慢性腰痛さんには、まず間違いなくこの辺の課題があります。

 

内臓疲労が蓄積するから
全身の血流が不足して痛みが出る。

ここで言う【機能】の部分には
内臓、血流、血液の質、解毒回復力などを
絡めて解説します。

 

カラダが動くためにはエネルギーが必要

食事から摂取され消化吸収され
血液に乗って運ばれ

老廃物はリンパや静脈で回収され
体外へ排泄される。

 

この一連の流れには「水分」が必須

水分摂取には、ミネラルバランスも必須。

水もミネラルも
体内では作ることができませんので
毎日補充が必要です。

 

そして、普段の食べ物を材料に
カラダが作られるわけですから

加工食品や添加物
農薬、化学調味料などを摂取していると
当然、体の機能は低下してしまいます。

 

こんな話をすると
「変なものは食べてない」
と言う方がほとんどですが

「基準の違い」があるだけ
毎日の食を聞いていくと
必ず修正点があるものです。

 

その結果、回復力もなく
現代型栄養失調と呼ばれる

カロリーばかりで実質的栄養不足状態が続き
内臓は疲労し、自律神経は乱れ

内臓、血流、神経の働きなどにも
異常が起き始めて…

筋肉、関節の強張り
神経伝達の異常などが起き始める。
(体性内蔵反射)

 

これが腰痛。
現代人はかなり多いケースです。

 

ただし、注意が必要なのは
「食・栄養・内臓疲労・自律神経」などの体内機能が

腰痛の原因のすべてだと決めつけないこと。

 

 

 

② 筋肉(筋力)・骨格などの【構造】

「椎間板が主な原因にはなりにくい」
「体内環境や内臓疲労が関連深い」

といっても

1つの体の中で起きている腰痛ですから
やはり骨格も重要なポイント。

 

実は、内臓疲労や体内環境も
骨格を歪ませたり、重心バランスに変化を起こすんです。

例えば
右側の腰痛に関連深い「肝臓の疲労」
体を右側へ傾かせたり、右半身の力が入りにくくなったりします。
(肝臓はお腹の右側にある)

 

反対に左側の症状だと
「胃」や「脾臓」の疲労を疑い

東洋医学では、「胃」も「脾臓」も
消化吸収にかかわる臓器で
肝臓も同じく食べ物による影響を強く受けます。
(お酒を飲まなくても肝臓は疲労します)

この場合もやはり、体は左に傾き
左半身の働きが悪くなってしまいます…。

 

 

立ちっぱなしで腰が痛くなる例では
腰の左右に位置する「腎臓」も関係していて

実は、常に小さく動いている腎臓は
腰の骨(腰椎)にもストレスをかけ
骨盤から股関節の筋力低下にも関係します。

 

地球上で生活している以上
どんな人にも重力が平等に加わり
重力に抵抗するために関節や筋肉を働かせていて

関節や筋力がなければ
自由に体を動かすことすらできません。

 

その重要な働きが
内臓疲労や体内環境から影響受けて
本来の機能を発揮できなければ…

 

痛みや不調といったサインが出てきます。

 

 

筋肉、骨格などの【構造】は
内臓、体内環境、自律神経などの【機能】と
常に支え合いながら、お互いに影響し合っている。

だからこそ
ただの骨盤矯正や、歪み矯正だけでは
根本改善にならないということ。

 

内臓疲労の部分でも書きましたが
「筋力・骨格」などの【構造】の問題が

腰痛の原因のすべてだと決めつけないこと。

必ず、複数の条件が揃って「痛み」が起きています。

 

 

 

③ 生活を取り巻く精神【心因的要因】

「腰に痛みを感じた時」
「医師からヘルニアですね告げられた時」

あなたはどんな気持ちになりましたか?

 

痛みや病名に不安を感じ
椅子に座る時、立ち上がる時、立っている時
座っている時、車の運転…

仕事中…
朝起きた時…

いつでも、意識は腰に向けられて
四六時中「腰痛」のことを心配しながら生活している方も多い。

 

すると、ますます「痛み」に敏感になり
次第に「痛みを探す」ような思考や意識になっていく。

動き出す時も
「痛いかな…?」「大丈夫かな…?」
と、常に身構えて痛みにフォーカスしている。

 

この「負の連鎖」に気が付き
自分で認識し、心身ともに前を向く準備を進めなければ
永遠に「負の連鎖」から抜け出せません。

 

 

テレビや雑誌でも
「腰痛」というワードが気になったり

ネットで検索すれば
現代でその端末に(スマホやパソコン)に
「腰痛」に関連した広告まで出てくる。

 

無意識の間に
「自分は腰痛だ!」と強く強く
刷り込まれていませんか?

 

痛みや不調は「脳」で感じます。

そして、回復に必要なホルモンも
「脳」から分泌される。

自分で自分を疲弊させ
回復できない「負の連鎖」を作っていませんか?

 

近年では
「腰痛は生活習慣病」と呼ばれたりもします。

さらに「痛み」と
「脳」「精神」は密接な関係があることも
証明されつつあります。

 

「痛みは精神の問題」とされると
モヤッとする気持ちもよくわかりますが
長年の腰痛の克服には重要な部分です。

もう少し深く知りたい方は
こちらの動画を見てみてくださいね。

 

 

ここまで書いてきたように

腰痛の8割以上は
画像ではハッキリとした原因特定ができず

痛みや不調には
【内臓など体内環境】
【骨格などの構造】
【精神・心因的な要因】

が絡むことから

手術したからといって
必ずしも「腰痛が良くなる」わけではないんです。

 

 

 

一人一人原因が違うから
一人一人に合わせた治療法が必要。

 

 

当院で治療をスタートした方の変化は…

 

『腰痛の痛みやシビレのレベルが下がる』

『動作がスムーズになり、背骨関節が柔らかくなる』

『痛みや痺れを感じる機会が減る』

『腰を気にせず生活できるようになる』

 

こんな流れで変わっていきます。

 

1人で悩みを抱えずに
快適な生活を送ることを諦めないでください。

きっとあなたの力になれます!

 

公式LINEからの予約&お問い合わせで
特別キャンペーンに参加できます。

初回限定 ¥4,980
通常は初検料¥2,200+1回¥7,700
=9,900(身体調整コースのみ適応)

予約多数のため、毎月先着5名様のみ。

→ あと2

※ 2023.9.13現在の人数です。
ご覧になった段階での残り人数やキャンペーンなどは
下記の公式LINEからお問合せください。

👇特別キャンペーンはこちらの公式LINEから👇

 

いつもいつも
こばやし治療院を支えてくださり
本当にありがとうございます。

 

こちらの記事も併せて読んでみてください。
かなら腰痛改善へのヒントがあります。

椎間板ヘルニア・腰痛になる本当の原因を知ってますか?

 

当院の治療方針についての動画です。

ぜひ、「チャンネル登録」と
動画に「いいね!」もお願いします!!

 

【はりきゅう整体 こばやし治療院】

〒001-0016
札幌市北区北16条西4丁目2-1LEE北16条ビル

1F地下鉄南北線 北18条駅
北18条西3丁目1番出口
(真駒内方面行き)

北17条西4丁目2番出口
(麻生方面行き)

どちらからも徒歩2分

☎︎:011-299-9952

「ブログを見て電話しました」
と、お電話ください。