治療は「〇〇＋施術」が基本で大原則

2000年前の医学書、皇帝内径にもそう書いてある

営業終了後に
インスタグラムをボーッと見ていた昨日の夜。

以前から色々とお世話になっている先生の
配信に深く深く納得＆共感し

そして、まだまだ全然できていないなー、と
反省のお酒を飲んだ昨日。

そもそも
「治療」って何か？

僕たちは、どんな人に
どんなことを伝えていく使命なのか？

今日はまた思うがままに書きそうだ。

このブログは
こばやし治療院 院長の小林大介が

日々真剣に患者さんと向き合って感じる
「氣付き」をつぶやくブログ。

治療に通い続ける人
不必要な治療・薬を続ける人
病名・病気を大切に持ち続ける人

そんな方々を、減らすための
札幌北区にある整体・鍼灸治療院。

完全予約制
すべて自由診療「保険を使わない施術」

《6月のお休み》

地方出張のため
・6/3(土)〜6(火)

講師業務のため
・毎週水曜日

※「事前予約のみの日」は
LINE自動予約も「×」表記となっておりますが
予約可能な場合もございます。

LINEメッセージ
または、お電話から直接お問合せください。

電話：011-299-9952

2023/6/24     No.1736

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。

東洋医学には
約2000年前に書かれた
世界最古の医学書と言われる

黄帝内径
（こうていだいけい）

というものがある。

例えば
男性は8の倍数、女性は7の倍数で
不調や節目が来る

って、いつかのテレビCMで
やっていたの覚えていますか？

7歳で女の子は歯の生え変わり
男の子は8歳

14歳で女の子は初潮
男の子は16歳で精通
（現代人は食や環境から早熟なので早いですが）

など、目安ではありますが
女性の方が成長が速いなどの観点から

この内容も皇帝内径から参考にされたもの。

皇帝内径は
医学の師と言われた「岐伯（きはく）」が
質問に答える形式で書かれているそうで

その内容は
治療の方法もあるにはあるそうですが

「養生の方法」が多く記載されていて

予防、自分での早期対応など
その辺りの大切さが深く書かれているようですね。
（そのほか、東洋思想なども）

大原則は

「自分での養生 ＋ 治療」

どういった養生をするのか？

しっかりと伝えて
日々実践してもらう。

そして、そこから
「溢れてしまったもの」を
治療でフォローしていく。

つまり

「治療」というのは
「自己での養生」がある前提で行うもの。

緊急性のある急性疾患や
外科処置が必要なものなど

急性の中には部分的な例外もあると思いますが
（それでも急性に至った経緯は養生不足もある）

慢性症状では
ほぼ100％「自己での養生」が前提に必要。

ここは、以前から伝えている部分ですが

この形を作っていかないと
本当にうまくいかない。

治す意志がない

健康意識が低い

正直なところ
そう感じる方に出会うこともあります。
（健康オタクだけどズレている人もいるけど）

そして、本当に本当に治らない。

「養生」という意識は
昔からの生活や価値観、教育なども関係ある。

ようするに
「自分を大切」にしているかどうか。

自分に関心があるかどうか
興味があるかどうか。

「美意識」なんて言葉もありますが
これはわかりやすい例ですよね。

美意識が高い人は
いつも色々と気をつけますが

そうではない人の「意識」は
そこに向きません。

そもそも
「根本治療」とかを謳うなら

本来、一番大切なのは
施術のすごさや、特別感よりも

その人の症状のみではなく
生活や、思想、生き方など

「背景」をしっかりと見て
現状よりも良くなっていくための
アドバイス、お手伝いをすることの方が

よっぽど価値がある。

ただ、きっと

自分で何かをするなんて
そんな面倒くさいことをPRしても

魅力はないでしょうから…

世の中的には
「すぐ結果が出る施術」とか

そんなのが儲かるんでしょうけどね。

視点を変えれば…

そこにニーズがある状態だから
いつまで経っても治らない慢性症状を抱えている人が
減るどころか増え続けるってこと。

どうしたらいいんでしょうね（苦笑）

あ、誤解のないように言っておきますが

施術・治療の質や精度は
とっても大切な部分ですので

高品質であることすらも「前提」です。

あくまでも、こちら側の目線ですが…

「治す意志を育てる」

という観点も大切。

そういう希望を持ってもらう。

そういう行動の価値を感じてもらう。

現代は生活様式も
食文化も社会環境もどんどん変わりますが

人間の本質的な部分、自然の法則なんて
2000年前から変わらないはず。

「治療」とは

「自己の養生」をした上で

それでも

うまくいかない部分
早く治したい部分、など

「1人ではできない部分」を
フォローするもの。

「養生＋治療」の
二人三脚をいかに効率よく進めていくか？

この先も、ずっと
そこを課題に進むことでしょう…。

「自分で治すために努力できない人」は
当院では、お力になれないことが多いです。

治すために、自分でできることも知りたい！

そして、効率よく早く治したい！

そんな方は
まずは、一度ご相談くださいませ。

絶対に、力になれる部分がありますので。

「通ってもらうこと」を目的に
伝えるわけではなく

「治すため」に伝えますので
しっかりとあなたのことを教えてくださいね。

今日はこれでおしまい！

また明日！

いつもいつも
こばやし治療院を支えてくださり
本当にありがとうございます。

当院の治療方針についての動画です。

ぜひ、「チャンネル登録」と
動画に「いいね！」もお願いします！！