膝が変形する理由と、当院の治療方針

最近、膝の相談が多いなぁ〜

昨日も満員ありがとうございます。

どんな時間が迫っていても
患者さんとの会話は大切な言葉ばかり。

しっかりと
必要な話をして

必要な事が伝わって…
お互いに認識を深めて施術を進められることが
一番の基本事項です。

昨日は、膝の変形の治療で
先々の話や予測についてお伝えしました。

このブログは
こばやし治療院 院長の小林大介が

日々真剣に患者さんと向き合って感じる
「氣付き」をつぶやくブログ。

治療に通い続ける人
不必要な治療・薬を続ける人
病名・病気を大切に持ち続ける人

そんな方々を、減らすための
札幌北区にある整体・鍼灸治療院。

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2023/6/10     No.1722

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。

なぜ、関節が変形するのか？

体重が重いから？
筋力がないから？

年齢のせい？
使いすぎ？

遺伝？

防ぎようのないもの？

現代人は、昔の人に比べて
軟弱でしょうし、運動量も少なく

さらに、現代型栄養失調なんて概念もあるので

骨や関節、その再生力なども
弱っていることは間違いないでしょう。

一般的に「変形性関節症」の原因を調べると

骨・軟骨の老化
肥満や体重過多

それに関わる遺伝

などが挙げられています。

教科書にそう載っていますけど

確かに
どれも関係はあると思いますが

遺伝とかいう割には
どんどん増えているのはなぜか？

先ほどの原因だけでは
片付けられませんね。

生活様式自体が変わってきているし
もっと視野を広げて考える必要があります。

と、色々と書きましたが

関節の変形は長い年月をかけて
ジワジワと進んできます。

硬い骨や関節の変形が起こるということは

それだけの負荷が
長い年月をかけて積み重ねられてきたということ。

そして、限度を超えると
「痛み」が出てきます。

もちろん、動かしにくさや
力が入りにくいなどの症状も。

そうやって
時間をかけて起きてきた変化を

「1回2回の施術で痛みをとる」

なんてことは
当然ながら無理な話で…
（軽減は可能です）

そのまま負担がかかり続けると
今度は手術で人工関節などの選択肢が
出てきてしまいますし

まずは

これ以上
絶対に悪化させないことを
考える必要があります。

ちなみに当院の場合は

手術を勧められた変形でも
手術をしないで済んだ人もいれば
（現時点では）

結局、手術をして
その後、良好になった方もいます。

手術＝悪
ではないですからね。
（整形勤務時経験から強く感じます）

ただ、後戻りはできないので
よく考えて決めた方がいいと思います。

変形した関節は
元通りになるのか？

結論から言えば

まず、元通りになることはないです。。。

ですが

変形が戻らない＝痛みが治らない

ではないので

関節の機能
筋肉の状態
重心

全身の使い方
カラダの使い方

そうやって

カラダを良い状態に整えていくと
症状が軽減する事がほとんどです。

一度、変形した関節を戻すことよりも

もう、それ以上変形させない！

そして、カラダを整えて
関節に過剰な負担がかからないようにしながら

上手に、関節が働ける状態を作る。

これが当院の方針です。

念の為、書いておきますが…

全身を整え
関節のしっかりと働ける状態にしておくことで

痛みなどの症状は
かなり良くなります。

曲がらなかった膝も
完璧じゃなくても曲がるようになってくるし

歩きやすくもなるし
動きやすくもなる。

少しずつ、動けるようになってきたら

お散歩や、近所へのお買い物など

少しずつ少しずつ
歩くようにしていきましょう。

もちろん、痛みや調子次第で大丈夫。

歩いて、関節を使ってあげることも
立派なリハビリです。

その辺も、段階に合わせて
お話ししていきますのでご安心ください。

治せないものを
治せるとは言いませんし

予見が難しいものは
そう伝えます。

改善の可能性がある場合には
当院にできることをお伝えします。

この先ずっと使っていく大切なカラダです。

しっかりと話しながら
決めていきましょうね。

今日はこれでおしまい！

また明日！

いつもいつも
こばやし治療院を支えてくださり
本当にありがとうございます。

当院の治療方針についての動画です。

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