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2022/11/19     No.1519

■  腎臓といえば、腸腰筋
冬、冷えると増えてくる腰痛パターン

 

 

いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。

皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。

 

 

昨日は出張治療1日目。

今回も満員ありがとうございます。

 

 

今回は
「腰を後ろに反らすと痛い」
というケースが多かった。
(伸展型腰痛)

 

 

地域がら農作業が多いのも
関係ありそうですね。

 

 

 

一般的に「伸展型腰痛」は
腰から股関節の前面にある筋肉などが
硬くなると

後ろに反る動作の時に
腰が引っ張られて痛いと、言われています。

 

 

実際、本当に
それくらいシンプルな方も結構います。

 

 

教科書などでは
腸腰筋とか股関節を曲げる時に使う筋肉
対象で書かれています。

 

 

立った状態で腰をそらす動きは
腰の骨(腰椎・背骨)も、もちろん動きますが

 

 

もっと動くのは

股関節

 

さらに、腰の上の方の背骨
腰の背中の間くらいもかなり動きます。
11胸椎〜第1腰椎あたり

 

腰椎(腰の背骨)でも
大事なポイントがあるんですが
難しいので割愛。

 

 

 

複雑になる前に

結論から言っちゃうと…

 

 

 

 

このパターンは

 

冬、冷えで増える腰痛です。

 

 

 

 

呼吸が浅くなっていたり

下半身が冷えていたり

 

 

そんな時に出やすい腰痛で

 

東洋医学では
「腎病証」です。

 

 

 

腰痛と腎(腎臓)の関係は
もう何度も書いてきましたが

 

腰痛のツボには
腎臓の経絡のツボが多いんです。
(経絡にはそれぞれ内臓が当てはまっている)

 

 

それから

足の冷えや
下半身の関節痛、力が弱くなる

頻尿、むくみなどの水分代謝系など

 

ちょっと「老化」っぽい感じの
症状もありますね。

 

 

 

腎臓と膀胱を表裏として見るのが
東洋医学ですが

 

 

腎臓も膀胱も
「冬」に影響を受けやすい。

 

 

 

腎臓は、腰
膀胱は、骨盤の中にあって

 

場所的にも腰痛に関連あります。

 

 

 

特に、股関節、下半身の筋力
筋疲労などにはすごく関連深いので

 

 

かがむ動作、姿勢が多い

長時間立ちっぱなし
歩きっぱなし

などなど

 

 

 

 

下半身と腰の働きが
上手に機能しないといけない場面で

腰痛を感じるケースでは
腎臓とか、膀胱の状態を疑っちゃいますね。

 

 

こちらの記事でも
近い例を挙げています。

2020/7/11  No.654
■  筋肉や骨格だけじゃなくて、こういう視点もあり
「立っていると腰が痛い」「長時間歩くと腰が痛い」って人は…

「立っていると腰が痛い」「長時間歩くと腰が痛い」って人は…

 

 

こちら記事でも書いたりように
腎臓といえば腸腰筋。

 

 

 

 

こうして、下半身、股関節には
腎臓と膀胱がすごく影響していて

 

腰の上の方の背骨
腰の背中の間あたりも
(11胸椎〜第1腰椎あたり)

 

もちろん反応点です。

 

 

と言っても、この辺は
(11胸椎〜第1腰椎)

いろんな臓器の反応が出るので

 

 

 

便秘、下痢などの腸の状態
胃もそうだし

結構、内臓自体の疲労は反映されます。

 

 

 

 

 

さっきも出てきた腸腰筋

ちょうど、腰の上の辺りから始まる筋肉。
(第12胸椎〜第1腰椎)

 

 

そして、太ももの骨まで走る筋肉。

 

 

 

体幹、背骨の動きにも
たくさん影響するし

骨盤にも関わるし

脚の動きにも関わる。

 

 

働き者ですね。

 

 

と、色々と書いてきましたが

今日は専門的になりすぎです…(苦笑)

 

 

 

 

 

 

冷えると脚腰が固まって
腰痛になりやすい

 

 

 

 

 

その背景には

股関節から、脚への筋力低下
(力が入りにくい)

 

 

 

筋力低下で
支える力が弱くなる腰から脚

 

 

そうやって

活動量が減って
冷えるし、浮腫むし、腰痛になるし。

 

 

 

 

 

だから、対策もシンプルに

・水分量確保
・お風呂、温熱
・天日塩(ミネラル補給)

 

 

に加えて

適度に下半身から体幹を使う運動をする。

 

 

どの程度が「適度」なのか?
それは個人差があるので、個別対応必須ですが

 

 

これだけで
かなり軽減しますよ〜

 

 

 

 

でも、腰痛体質を抜け出せない人は

もっと根本的な問題が隠れているはずなので
放置しないで、ごまかさないで早めにご相談ください。

 

 

 

今日も北風が冷たい斜里町からでした。

 

 

 

初回で、回復までの期間・回数と費用を
可能限り明確に提示いたします。

 

どんな症状でも
「全身状態の一端」として出ているため

部分的な処置ではなく
全身の関連を紐解きながら
全身調整を行うのが当院の方針です。

 

いつもいつも
こばやし治療院を支えてくださり
本当にありがとうございます。

 

感謝

 

 

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