椎間板ヘルニアによる腰痛
坐骨神経痛などの痛みに特化した施術を提供
札幌市北区北18条駅にある
はりきゅう整体こばやし治療院のブログ
Vision
痛み、困っている症状を良くするために行った治療院のはずが…
過剰な通院回数や、過剰な期間、高額ボッタクリ施術などのせいで
時間も、お金も無駄にして
「健康になる」ことを諦めている、信じられない。
そんな現状に終止符を打ち
「本気で治りたい方」が損をせず
改めて自分と向き合い
痛みや不調、不安から解放され
健康や、自由な体と時間の大切さを感じられる方々を増やしていく。
院長 小林 大介
あらゆる症状に
実績があります
※ 青文字をクリックすると詳細がご覧になれます。
2022/10/28 No.1496
いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。
当院は、一人ひとりの施術に集中するため
予約制になっております。
基本的には
お待たせしませんが
治療中には混み合っている時は
ほんの少しお待たせすることがありますが
どうかご理解くださいませ。
治療中にはいろんな話をしますが
こんな知り合いがいるんだけど
治療できますか?
など、周りの方のお悩みまで
気にかけて聞いてくださる
そんな優しい方もいらっしゃいます。
先日は、膝の話に。
変形性膝関節症
と、聞いたことがある方も多いと思いますが
年齢を重ねると
よく膝が痛くなり、病院で注射をしたり
O脚に変形してしまったり…
レントゲン(またはMRI)などを撮ると
変形が確認され
その場合、変形性膝関節症という
診断が下ることが多いです。
病態としては
骨が弱くなったり、使い過ぎ
使い方・姿勢が良くない
さらには
筋力不足、体重過多などの原因で
骨、関節形状の変形が進み(すり減り)
軟骨などへの負担がかかることで
歩くと痛い
立ち上がる時に痛い
階段がつらい
正座ができない
などなど
膝に痛み、動きの制限(硬さ)が出てくるもの。
膝関節について言えば
男女比では、女性に多いです。
で、この変形性膝関節症って
大きく5つの段階に分けられて…
グレード0:正常
グレード1:ちょっと変形があるかも?
グレード2:少し骨が尖っていて、関節の隙間も狭いかも?
グレード3:骨の尖りがあり、明らかに関節の隙も狭い。
グレード4:大きく尖っていて、かなり隙間が狭い。
と、かなりやんわり表現ですが
こんな感じで段階を分けていきます。
(わかりやすく省略してます)
本当にひどい事例では
人工関節の手術や、内視鏡で
関節内のお掃除などをする場合もありますが
一般的な標準治療では
まず、ヒアルロン酸の注射で様子を見るケースが多いですね。
しかし…
注射をしていて
本当に良くなるのか…?
僕は整形外科への勤務経験があります。
レントゲンや注射の重要性は
もちろん理解した上で言いますが
「注射した時だけ調子が良い」ことが
ほとんどで…
毎週のように注射に通い
数ヶ月、1年と時間を使ったけど
注射が切れれば
また痛む…
それを繰り返す人がほとんどです…。
では、そうやって
注射をしている方々を整体や鍼灸で
もっと良い状態にできるのか?
結論から言えば
ほとんどの場合
痛みを良くすることができます。
もちろん変形の度合いにもよりますし
どんな状態でも100%無痛にできるとは言えません。
ただ、膝関節の治療には
一定の法則とポイントがあるんです。
【膝に痛みを起こしている原因】に対して処置する事が大切。
変形=痛み
確かにそうなのですが
変形以外から来ている痛みがある
ということを見落としてはいけない。
【軟骨が擦り減っている】
→軟骨が戻らないと治らないはずなのに
良くなる人がいるのはなぜか?
【筋力不足で痛みが出ている】
→トレーニング上級者でも痛みがあるのはなぜか?
痛みが減った人の膝を
レントゲン撮影しても軟骨の状態は変わらず減ったまま
ましてや、施術だけでは筋力が上がったわけでもない。
当院では、それでも痛みが取れている人がいます。
一般的に原因とされている膝に起こっている現象が
変化せずとも痛みが減ることから
膝の痛みを引き起こす最大の原因について
当院では以下のように考えています。
①膝関節の捻れ
②骨盤、股関節などの機能不良
③足首、足の裏(足底)の重心
そして、4つ目に背骨を始めとした
全身のバランスや重心の乱れ。

まずは、直接見ていないので
どんな状態なのか?はっきりわかりませんから
あんまり無責任なことは言えませんが
少なくとも
「今の状態よりも楽にすることは可能」
だと思っています。
軽度であれば
ほとんど痛みのない状態まで
いける可能性も高くなりますし
変形が進んでいる場合には
もちろん確率は下がってしまいますが…
それでも、注射で誤魔化すよりは
随分とマシだろうと…
個人的には思っています。
もし、1ヶ月以上
痛みが減らずに困っているのなら…
膝以外の原因を探ることをおすすめします。
膝の痛みを鍼灸や整体でどう治療するのか?

歩いたり、立ったりする動作は
膝だけではなく、背骨から骨盤、股関節、足と
全身を使います。
シンプルにすると
この全身の運動がキレイに連鎖するように
体を整えていきます。
足首や、股関節、骨盤、背骨
そうした部分の動きが悪かったり
不安定な動作があると
膝に負担がかかり、変形を進行させてしまう恐れがあります。
こうした関節の働きは
筋肉にも同じことが言え
筋肉が硬くなれば、関節にも影響し
関節に不具合があれば、筋肉にも影響します。
この両方の働きを整えていくことで
安定した膝の動きが生まれ
痛みが引いていく環境を作り出します。
ただ痛いところ、硬いところだけを
マッサージしても一向に改善しないのは
こうした理由からも説明できます。
さらに内臓を診る場合も
膝と内臓が何の関係があるのか?
と、思う方が多いでしょう。
ここでは簡単にだけ書いておきます。
内臓は疲労を起こすと重力に引かれて
胃下垂のように下に下がります。
腎臓や肝臓、腸なども同じで骨盤や
お腹の中で体を支える大切な筋肉の働きを
邪魔する事があります。
さらに、内臓反射と言って
「どの内臓が疲労すると、〇〇筋が硬くなる」
という体の仕組みも実際にあります。
どんなにほぐしても、すぐに硬くなる…
そんな人は、内臓や体内環境へ目を向けましょう。
なぜ膝が変形してしまったのか?
いろんな要因があるはずですが
重心の問題、骨盤の問題、背骨の問題
筋力不足、足の問題、股関節の問題…
と、視野を全身に広げ
膝に負担がかかる原因から
痛みが出ている膝自体の治療も行います。
膝の場合はやっぱり
足、股関節、骨盤、背骨が
ポイントになることが多いですね!
変形性関節症の場合は、1回、2回の治療で
劇的に回復させることは難しいですが
治療計画を立てて
膝の治療と、全身を整えていけば
今では注射に行かずに
過ごせている人もたくさんいます。
一度、大きく変形したものを
鍼灸や整体で元に戻すことはできませんが
関節や重心、バランスが整うことで
現状よりも動きやすい状態は可能なことが多いです。
まだまだ自分の足で歩きたい!
とか
これ以上悪くなって
手術になるのが怖い!
とか
そんな時は
ぜひ、当院へご相談ください。
一回で治す!!
とは当然言いませんし
それは無理です。
(一発で治す詐欺のご注意を)
でも、施術後の膝は
軽いし、動きやすいし
歩きやすいはずです。
当院の、膝への施術に対して
もう少し詳しい情報はこちらも記事からどうぞ。