院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
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当院は完全予約制の治療院で
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2022/6/25 No.1371
いつもブログをご覧いただき
ありがとうございます。
皆さんのお陰で
僕は運の良い日々を送らせて頂いてます。
昨日も朝から夜までずっと施術。
一日中雨が降り
院内の湿度も上がり…
除湿を入れると寒い。
暖房を入れると暑い。
そんな1日でした。
湿度が高いと
肌感や、空気を吸った感じでわかりますよね。
人間のカラダは水分で反射します。
その理由はシンプルで
カラダの60〜70%が水ということ。
ということで
今日は水の基礎。
カラダを構成する材料で
一番多いものが水。
お腹の中の赤ちゃん(胎児)は
90%も水が浸透します。
お母さんとは、臍の緒でつながり
羊水で守られています。
水圧がかかった状態から
お産で外に出てくると
その圧が一気に無くなります。
そこで肺が膨らんで
力いっぱいの鳴き声を聞かせてくれる。
その後、乳幼児期では
70%前後が水分。
成人が60%と言われていますから
子ども方が水々しく感性豊か
そして
ピチピチしているということ(笑)
ここで、考えてほしいことは
子どもの方が水分比率が高く
運動量も高く、汗もたくさんかく。
一般成人の水分摂取量は
体重×30〜50ml
(細かい数字は諸説あり)
むやみに2リットルではないです。
体重1kgあたり
30〜50ml
という表現もできますね。
これに対して、子どもの場合は
体重1kg 当たり
新生児: 50~120ml
乳児で:120~ 150ml
幼児:90~100ml
学童: 60~80ml
と、大人よりもかなり多いんです。
幼い時期の方が
体水分割合が大きいから
当然と言えば当然ですが
割合が大きいことにも
しっかりと理由があります。
体内での水の役割は
栄養分や老廃物を血液中に溶かし運ぶ。
おしっこやうんち、汗など老廃物の排泄。
血液濃度の一定化
細胞活動維持
体温調節
などが一般的で
他にも
平衡感覚、バランス感覚の維持にも
関与します。
子どもの場合は
免疫系統の発達が不完全で
そのため
外敵への抵抗力を高めておくために
基礎体温が高いです。
だから、汗もかきやすいし
血液の流れも活発。
つまり、そういう機能を維持するために
体水分が多くないといけないんです。
子どもの低体温が当たり前になっていますが
小学校中学年くらいまで
37℃台でも全然普通ですからね。
我が家の長男次男は37℃台で
検温で引っかかることがありますが
最近は
「元気だから暖かいんだよね!」と
おおめに見てくれて助かります(笑)
一緒に座っていたり、寝ていると
本当に熱い2人です…(苦笑)
では、具体的な摂取量を出してみましょう。
新生児や乳児は母乳での摂取なので
そういう視点で計算してください。
新生児: 50~120ml
乳児で:120~ 150ml
幼児や学童は
幼児:90~100ml
体重15kgなら
1350〜1500ml /日
結構多いですね。
飲めてますか?
水筒などで飲ませる事が多いと思いますが
満タンに入れないくらいで
350〜400mlくらいでしょうか?
2〜3回は飲んでほしいところ。
学童: 60~80ml
体重30kgなら
1800〜2400ml /日
こちらもかなり多い。
でも、こういう年代って
遊びに夢中で
水どころじゃない!!
という感じもありますよね(笑)
うちだってそうです(笑)
そういう時こそ
食事での水分量を増やしてみてはどうでしょうか?
水分が多い野菜を使う。
これは夏野菜が多いので
年中食べるとカラダを冷やしちゃいますけど。
味噌汁をしっかりと飲む!
とかね。
あとは、天日塩を舐めさせると
自然と水を飲みます。
精製塩だと、やっちゃいけないことですが…。
もちろん、舐めすぎ注意ですが
天日塩をひとつまみ、ふたつまみ…
それくらいなら
我が家でもよくやりますね!
ちなみに
甘いジュースは正確に言えば
水分補給になりませんので
しっかりと水を飲ませたいですね。
お茶は?
とも聞かれますが
別に、悪くはないですけど
ペットボトル茶には防腐剤も入っているので
腸内細菌を減らしますから
自宅で作った方がいいですね。
お茶を飲む時って
「一服」という休憩を指しますよね?
これは「一つ服用する」という意味で
昔はお茶は薬のように
その効能を求めて飲んでいました。
つまり、普段からの水分摂取は水で
時々、お茶を嗜む。
ということ。
ジュースに比べれば
お茶の方がはるかにマシですが
水分補給のメインは
やっぱり水ですね。
あ、そうそう
麦茶はカラダから熱を取りますから
1年中、麦茶を飲んでいると
知らない間に冷え性とか、内臓の冷えとか…
冷えを定着させてしまいますから
その点も注意してくださいね!
はい、まだまだ序章ですので(笑)
続きはまた明日。
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