院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
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2020/12/15 No.813
昨日は婦人科症状の方が多かった1日
昨日は、つわりへの施術も行いました。
つわり(悪阻)って
主に妊娠初期(4週から15・6週程度)に見られる
吐き気(嘔吐)、においに敏感になるなどの体調の変化のこと。
我が家も11/13に
第3子の女の子が生まれましたが
一人目、二人目よりも
今回のつわりはキツそうでしたね…
どんなにつらい症状であっても
必ず終わるのが悪阻。
そんな考えがあるからなのか
つわりのメカニズムは
はっきりと解明されいません。
ただし、関連が深いと
言われているものがあるので
紹介していきますね。
ホルモン(内分泌)の関係
カラダには、妊婦さんにだけ作られる
ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)という
ホルモンがあるんです。
このヒト絨毛性ゴナドトロピンは
胎児と胎盤の一部で作られるもので
妊娠を成立させ続けるために
必須のホルモンなんです。
身近なところで言うと
妊娠検査薬は、このホルモンに反応します。
そして、このホルモンが
つわりの時期に正比例して分泌されるので
関連が指摘されているってこと。
こうやって妊娠中は胎盤から
いろんなホルモンが分泌され
通常のカラダとは
ホルモンの分泌、産生が全くの別物で
カラダの中に
ホルモンを出す内臓が追加されたような状況。
何だか影響力はかなり大きそうですよね…。
免疫系の関係
つわりを一種のアレルギー反応のように考えるもの。
確かに、異物が入ると
人体はアレルギー反応を起こすことがありますが
個人的には、この考えは微妙です…。
受精後に胎盤が確立するまでは
一時的に免疫の働きを鈍らせて
受精卵を攻撃しないようにしたりもします。
ただ、それは免疫とか
アレルギー反応というよりは
生物が命を宿して
育んでいくための自己犠牲(免疫抑制)
って、感じますが
皆さんはどう思いますか?
免疫や抗体は、ヒトの感情や精神状態に
大きく影響されるのは有名ですが
自己否定が深く根強いと…
自己免疫疾患や
いらない抗体ができることも。。。
自律神経系の関係
ホルモンの関係で説明したように
体内は大忙しで変化をしていきます。
ホルモンバランスも激変
そうすれば、本来
それを管理していたはずの
自律神経が影響を受けるのは当たり前。
特に、興奮作用のある
交感神経優位な状態ばかりが続けば
動悸、食欲不信、めまい、不眠など…
色々、反応が出ます。
と、まぁ長々と書きましたが
鍼灸やオステオパシーでも
悪阻への施術は可能です。
ムカムカ感、吐き気、嘔吐などで
骨盤や肋骨、背骨が捻れることも多いので
その点も重要ポイント
光線療法(コウケントー)もいいですね!
ただし
悪阻の原因は妊娠です。
ですから
原因を除去することはできないので
解決というよりは
軽減、体調管理、対処療法という
認識の方がいいですね。
昨日の方も
首から背中、骨盤
お腹の緊張を整えて
足の冷えを温めて
施術後は、お腹もスッキリしたと
笑顔が出ていました。
ホルモンや自律神経が関連するならば
(カラダの不調に全ては関係するけど)
初めての妊娠の不安
2人目3人目の妊娠で
育児もあって余裕がない
年齢的にも、体力的にも
カラダに反応しやすい
などなど
もうキリがないくらい
影響因子が考えられるじゃないですか?
だから、痛みや痺れとかの治療とは
少し違ってくるけど
施術後に「楽な状態」を
作れるのは事実です。
あとは、本当に個人差があるので
僕に何ができるのか?
困っている人は
一度ご相談くださいね!
妊娠中は薬も注意が必要ですし
できればそれ以外の方法で
体調管理したいという方も多いです。
妊娠中の定期的な施術も
承っていますが
通院頻度や間隔は体調を見ながら
負担の無いように通える範囲で結構です。
参考までに
妊娠中・産後の施術ページを紹介しておきますので
見てみてください。
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