「施術直後が楽」「施術の翌日が楽」どっちが正解？

患者さんからすると疑問や不思議もありますよね

院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
ご覧いただきありがとうございます！

当院は完全予約制の治療院で
すべて自由診療「保険を使わない施術」

１回でも変化がわかる
『保険治療では得られない効果』をご実感ください。

新規予約の方は、1日２名まで。

【11月の休診】
・水曜午後　学校講師のため
・１１／５（木）〜１１／９（月）
地方出張のため
・１１／２１（土）

2020/11/10 　No.777

昨日は、斜里町から吹雪の中
夕方には札幌に戻りました。

山中は吹雪いていましたよ〜。

皆さん、お気をつけて。

札幌に戻ると
数件、治療院LINEが入っていて

前日に斜里で治療をした方々も
登録してくれたようです。

すると

「施術直後よりも
　今朝の方が調子が良くてビックリ！」

と、嬉しい報告も。

施術直後に調子が良い方もいれば

回数を重ねるごとに
ジワジワと変化を感じられる人もいます。

他にも
数時間後に実感する人もいるし

場合によっては
１〜２日後の方が良かったりする人もいます。

治療をする側からすれば

こういう個人差は
すごく当たり前のことなんですが

患者さんからすると
不思議に感じることもあると思うので

治療院では
常にこういう説明はしています。

うちは、症状の変化については
すごく細かく聞く方ですね！

まずは、施術直後に
すぐ楽になる場合ですが

これは、患者さんのカラダも
治療にすぐに反応できる状態に整っているってこと。

血流や神経の状態・反応も上々で

簡単にいうと
すごく良い状態ってこと。

または、軽症で
治療も順調に進むタイプ

あとは
「〇〇すると、ここが痛い」

というように
明確に比較できる症状がある場合には
施術後にビフォー＆アフターを比較しやすいので

このパターンも
施術直後に効果を実感しやすいですよね！

効果を感じるのに
数時間、１〜２日時間差があるものについては

施術によって
血流が促進され、体内でも解毒が進んでいくので

他にも、呼吸が深くなって
酸素濃度が上昇したり

手足などの末端にジワジワと
血流が流れてきたり

回復のきっかけを作ってあげることで
小さな変化が起きはじめて

その変化が少しずつ体内を巡って

「良くなった」と認知できるまでには
少し時間が必要なものもあるってことです。

神経の興奮を抑えたり
自律神経を整えたりする施術でも

施術によって
自律神経が良い状態になることで

その次の反応として
血管（血流）・呼吸・筋肉・関節などの
適度な柔らかさにつながります。

こうやって、カラダの中で

起きる変化には順番があるんです。

だから、順を追って
変化していくと

効果を感じるまでに
時間がかかるものだってあるんです。

もちろん、施術直後に
すぐ効果を感じられるものが

一番良いですけどね。

中には、時間差があるタイプの人も
いるってこと。

あとは、治療後に

クタっと眠気とか、軽い疲労感とかが出るとか
（抑制・ダウン）

反対に、カラダが軽くて
シャキシャキ動けるようになるとか
（促進・促通・アップ）

大きく２種類の反応がありますが

これは施術の方法で
狙って起こすことができるけど

技術的には、結構難しいものです。

僕は、全身が緊張している人は
（アップしすぎている人）

抑制（ダウン）するように
整えるし

何だか元気のない人は

シャキッとさせるために
カラダを促通させてアップに持っていきます。

シャキッとなった人は
スポーツなんかでもパフォーマンスは
高くなると思うし

施術後にすぐ変化を感じやすいだろうけど

ダウンさせた人は
一晩寝たくらいの方が

違いがわかるのかな？

と、思うます。

こうやって、その時の状態とか

その人に合わせて施術内容を
少しずつ変えているので

変化も人それぞれって事です。

ちなみに、どこへ行っても
全然変わらないし、全然良くならないって人は

どこへ行っても
「腰を据えて、しっかり通って治す」というのを
していない人が多いと感じます。

もちろん、本当に
重症な人もいると思いますが

どこも中途半端に、少し行ってみて
変化に満足しないで、すぐにやめる。

で、段々と

不調もカラダに染み付いて
そう簡単には治らなくなるから

１回や２回で
どーこーできるもんじゃなくなる…。

こういう人を
「治療迷子さん」と呼ぶのか…。

すぐに良くならないのは

すぐに良くなるような
カラダ（症状）じゃないって事。

じゃ、そのカラダを変えることも同時に
やっていかないといけないってことです。

まずは、変化が直後にすぐ起きなくても

施術によって目に見えない部分では
確実に「変化の準備をしている」と

頭の片隅にでも置いておいてくださいね〜。

あとは、痛みや痺れを治すのも大切ですが

治療の効果がすぐに出てくれる
カラダを作っていくことも大切です。

結局は自分のカラダをしっかりと観察できる人は
いつ効果が出ても、それを感じ取れるんですよ〜

って、お話しでした〜。