院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
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2020/8/30 No.704
昨日いらした患者さんと
東洋医学の話になりまして
というか、いつも
そんな話ばかりをしているんですが…
以前は生活の中でも
不安や緊張、神経過敏、寝汗
などもあったようですが
カラダを整えていくにつれて
今はそれらの症状が
ほとんどなくなったようで
嬉しい報告をいただきました。
不安や緊張、神経過敏、寝汗って
いろんな考え方ができますよね。
一番、嫌いだけど
都合よく
自律神経失調症とか
うつ病とかにする人もいます。
僕は病気の診断はできませんが
東洋医学的に病証を立てて
治療をすることはできます。
東洋医学では
臓器に感情を当てはめて診る
方法もあるんです。
なかなか面白いでしょ？
心臓・小腸は
「喜ぶ」
道路でウンチを踏んじゃったら
みんなに笑いながら
大声で話したりするタイプの人（笑）
（こんな例えですいません…笑）
脾臓・胃は
「思う」
一人で思いを抱え込んで
悩むタイプです。
クヨクヨタイプ。
胃腸炎、下痢、消化不良に注意
肺・大腸は
「悲しい」
気持ちを吐き出せない
メソメソタイプ
便秘や肌荒れに注意
腎臓・膀胱は
「怖がる」
不安や緊張、神経過敏など
不安定な気持ちも関係します。
怖いテレビを見た子どもが
おねしょをしちゃうのは
腎の作用です。
肝臓・胆のうは
「怒り」
怒ってばかりいると
肝臓が硬くなりますよ。
筋肉も硬くなりますから
足がつったり、目が疲れたりも
肝に関係があるかもしれません。
さっき話した
不安や緊張、恐怖心などは
陰陽五行論では腎の病証ってことです。
治療を始めた当初は
お腹の張りも
骨盤の状態も
全体的な姿勢も
そして、歩き方も
「腎」そのものでした。
結構、歩き方や、仕草にも
出ますから僕にはすぐバレますよ！
治療を進めながら
患者さんの目的に合わせて
セルフケアから
食事の話までしっかりと伝えていくと
ご本人が懸命に取り組んだお陰で
今ではほとんどの兆候が落ち着きました。
精神的なものが落ち着くだけで
カラダはかなり変わります。
あ、そうそう寝汗は
盗汗（とうかん）と言って
東洋では陰虚（いんきょ）と言って
”のぼせ”のような症状です。
水分の代謝がうまく行っていない人
水分不足の人など
のぼせているけど
全身の血流が悪い状態などのサインです。
言い方を変えれば
自律神経なんちゃらとか
根底には
実質的な栄養不足が続いている状態
（ビタミン・ミネラル・タンパク質）
なんであれ、慢性症状ですから
薬を飲んでどうにかしようとか
漢方ならカラダに優しいから…
そんな話じゃなくて
原因となっている生活を
変えればいいだけです。
こんなにシンプルなのに
変えられない人は…
治りたくない！！
と言っているのと同じだと
僕は思っちゃいます。
あの方法は難しい…
この方法は難しい…
いや、私には無理…
そう言っちゃうのは
治りたい！！
という気持ちよりも
今の気ままな生活がしたい！
という気持ちの方が大きいってこと
根本からしっかりと
変えたい方はご相談くださいませ。
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