あなたは、この質問に答えられますか？

何をどう治したいのか？

院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
ご覧いただきありがとうございます！

当院は完全予約制の治療院で
すべて自由診療「保険を使わない施術」

１回でも変化がわかる
『保険治療では得られない効果』をご実感ください。

新規予約の方は、1日２名まで。

【12月の休診】
・水曜午後　学校講師のため
・１２／１９（土）
・１２／２９〜お正月休み

2020/12/22 　No.820

昨日は朝から
コンスタントに治療が入り

お昼はちょっくら用事で
外へ出て…

１４時に間に合うように慌てて
戻って治療再開。

こういう日は
帰宅後に一気に眠くなりますね。。。

昨日の患者さんと
「治療を続けることで
　どうなっていきたいのか？」

って話になりました。

これはすごく大切な部分で

患者さん本人の目標というか

「こうなったら嬉しい！」

みたいな
「登る山」をはっきりさせることで

僕がカラダを見て感じる違和感や
治療ポイントと

患者さん本人が感じている不調や
改善したいと感じているところの

ピントをしっかりと
合わせることができます。

うちの問診票では

これまで受けてきた治療で
「嫌だったこと」「不安だったこと」
「悪化したように感じたこと」などを

書いてもらう欄があるんですが

これは、できるだけ
不安の無いように進めたいという
配慮もありますが

患者さんと、僕の「感覚」の
ピント合わせるための質問なんです。

例えば、姿勢や関節の動きなど含めて

治療をするこちら側からみると
「結構良い状態」と感じていても

患者さんからすると

「まだまだ不安」

「まだまだ不調」

なんてこともあります。

せっかく治療に来てもらっているのに
これは本当にもったいないことで

相手が行きたいところへ
案内できていない状態

これじゃあ
満足もしないので

残念ながら
また治療院探しの旅に出かけてしまいます。

だから、うちでは
この辺を本当に細かく聞くし

治療を進めながらも
定期的に確認しています。

ただ、長年いろんな不調を抱えながら
生活してきた方には

もう、不調とか、困っていることとか
何が何だかわからなくなっている

ってこともあると思います。

だからこそ

「治り方がわからない」

って状態になっちゃうと思うんですが。

僕の場合は
訴えている症状を踏まえた上で

「今一番、生活の中で
困っていることはなんですか？」

って聞きます。

「辛いこと」じゃなくて
「困っていること」

ここ、こだわりです（笑）

「辛いこと」になると
痛みとか、苦痛にフォーカスされるけど

「困っていること」になると
それを取り巻く周りの影響因子や

苦痛によって
不自由を感じていることまで
教えてくれやすいので。

これを聞いて

一度、ご本人に少し考えてもらって

そして
教えてもらったこと内容を

どう一緒に解決していくのか？

僕はこれがやりたい！

いや、もうすでに
やっているんだけどさ！（笑）

あなたが何に困っているのか？

ちゃんと伝われば
全力で協力できます。

でも

「そう言われてももな〜…」

「そういえば
何をどうしたいんだろうか…」

って、自分を見失ってしまうなら
そこも一緒に考えます。

結局、人間は

自分で考えて、言葉で話し出すと
考えがまとまってくるんです。

でも、いつも1人で悩んでいると
そんなこともしないし

わからなくなって当然です。

それは当たり前のことなので
大丈夫ですよ。

もし、今
なんとなく不調を感じているけど

でも、どうしたらいいのかわからない…

治療と言っても
どこへ行ったらいいのか…

そもそも、治療が必要なのかどうか…

こんなふうに上手に整理できないなら

この質問に答えてみてください。
（僕がいつも聞く７つの質問から抜粋）

１、今、体調面で何が一番気になりますか？

または、何に一番困っていますか？

２、それはいつから気になりますか？

一番最近はいつから強く感じますか？

一番古い記憶で、いつから感じていましたか？
（数年前まで遡って）

３、それは、どんな時に一番気になりますか？

何もしなくても？動いているとき？
特定の嫌な動きは？できない動きや作業は？

４、今まで、それに対して
　　どんな努力をしてきましたか？

治療に行った・生活を工夫した
健康法を実践した　など

５、もし仮に、例えば…

　　想定よりも原因が深く
　　治療を継続してもスッキリ改善しなかった場合

　　自分のカラダに対してどんな不安を感じます？

６、今の不調のせいで我慢していることや
　　完治したらやりたいこと

または、こんなカラダになりたいなどありますか？

断っておきますが

変な、心理学を用いた洗脳とか催眠とか

この質問をしたから
治療院への問い合わせが増えるとか

そんなもんじゃないので…（笑）
ご安心ください。

ただ、自分のカラダへの認識を整理するために
試してみて欲しいだけのものです。

どこへ進んだらいいのか？

まだわかっていない人は、迷子さんなので

「いまどこにいるの〜？」って聞いても
自分の居場所さえ上手に伝えられないですよね。

だから、まずは
現在地から認識しましょう。

もちろん問い合わせや
相談はいつでもお受けしていますので

ご気軽にどうぞ！