院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
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当院は完全予約制の治療院で
すべて自由診療「保険を使わない施術」
１回でも変化がわかる
『保険治療では得られない効果』をご実感ください。
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【９月の休診】
・９／２（水）午後 学校講師のため
・９／４（金）〜９／７（月）地方出張のため
・９／１２（土）
2020/9/15 No.720
昨日は、講師先の専門学校の
卒業生が治療に来てくれました。
昔からトレーンングに励んでいた彼は
今はさらに大きくなって
ムキムキのキン肉マンに…（笑）
トレーニング中の肩の痛みという事で
重心やら、背骨やら
いろいろ見て
仕事から、トレーニングのこと
カラダの話など盛り上がりました。
たまたま治療院に来ていた
息子たちも
リアルキン肉マンに興奮して
ニヤニヤ、ゲラゲラ！
子どもの心をキャッチするのに
言葉はいらないな…笑
と、再確認…笑
さ、ちゃんと治療もしたので
カラダの話をしておきますね。
肩の痛みという事で…
色々チェックしましたが
やっぱり、近い部分で言うと
肩甲骨の話は大切。
腕を上げる動作って
実は肩甲骨も一緒に動いているんです。
いや、正確にいうと
肩（腕）を動かす動作全て
肩甲骨も一緒に動いています。
シンプルにいうと
肩甲骨と肩関節での
動きの割合がある程度決まっているので
姿勢や筋肉のバランスなどが乱れてきて
肩甲骨と肩関節の動き
その割合から外れてくると
痛みとか、引っかかり感とか
肩の症状が出てくる訳です。
もちろん若いうちは
多少負担がかかっても大丈夫ですが
ある程度、年齢を重ねていくと
関節の中の腱が弱っていたり
骨が尖ってきたりして…
本当に関節自体を
傷めてしまうこともあります。
肩の腱を切った〜
とか
五十肩だ〜
とか
結構、急に痛くなる人もいますが
実はこういうカラダの下地が数年前から
積み重なっていることもあるんです。
昨日の場合は
一連の肩甲骨と肩関節の
運動パターンから
肩甲骨はフライングして
先に動いてしまうから
腕を上げていく最後の角度になると
詰まって上手に動けなくて…
肩周辺に違和感や
引っかかり感が出ていた感じ。
目先の変化を理解してもらうために
首から肩甲骨につく筋肉を
（肩甲挙筋）
ちょちょいのちょいっと
リリースして
もう一度、腕を挙げてもらうと
絶好調のようでした。
あとは全身の重心や姿勢などを
その状態に持っていくように整えて終了
背骨や肩周辺の関節も
もちろん調整。
２０代前半なので
きっとすぐに治ります（笑）
こうやって、腰痛でも
頭痛でも肩こりでも
肩の痛みでも、膝の痛みでも
目先の「痛み」に近い原因は
割とすぐ近くにあります。
ただ、なぜそこの筋肉や関節が
そうなってしまったのか？
悪い状態になってしまったのか？
そこを見ると
全体像が見えてきます。
だから、近い部分だけいじって
目先の「痛み」が取れて
そこで治療終えてしまうと
再発もしやすいです…
あ、そうそう
東洋医学的に言えば
腕の経絡が肩関節周辺を通りますが
もっと広く全身を見なきゃダメ。
肩のインナーマッスルは
任脈（お腹の真ん中の経絡）
督脈（背骨に沿って走る経絡）
です。
１２本ある経絡の親分で
気の流れの大元。
高齢になると
「気がついたら腱が切れていた〜…」
「五十肩が治らない〜…」
なんてトラブルが多いのは
任脈・督脈が狂ってくるから。
だから、そんな時も
肩だけ見てもダメ。
はい、後半はちょっと専門的でしたが
早いうちから全身を整えておくといいよ！
ってことです！
遅れてスタートした治療は
その分、回数や期間が必要になるので
予防意識をちゃんと持ちましょうね！
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