バランス能力と腰痛

姿勢と動きのギャップが問題点

院長 小林 大介 の毎日更新ブログを
ご覧いただきありがとうございます！

当院は完全予約制の治療院で
すべて自由診療「保険を使わない施術」

１回でも変化がわかる
『保険治療では得られない効果』をご実感ください。

新規予約の方は、1日２名まで。

【８月の休診】
・毎週水曜午後休診（学校講師のため）
・８／１２（水）のみ全日診療
・８／２６（水）振替授業のため全日休診
・８／８（土）午前中
・８／１７（月）〜８／２１（金）まで
お盆休み

2020/8/6 　No.680

昨日は午前中に治療をして
午後からは北海道スポーツ専門学校へ講師業務

来週から例年より遅れて夏休みになるので
前期の授業も終盤になってきました。

僕は、1年生の授業を担当し
科目はアスレティックリハビリテーションと言って

スポーツ選手が怪我した時に
もう一度スポーツが出来るようになるまでの

リハビリからカラダの
検査方法について勉強しています。

昨日は

カラダのバランスや
感覚についての基礎で

カラダには色んな感覚があるんだよ〜

という導入から

バランス検査の実技をして盛り上がって
たくさん笑って終了！！

という感じでした！！

この「感覚」というのは
人間のカラダにとってすごいもので

例えば

目を閉じた状態で

右手の人差し指で鼻の頭を
触ってみてください。

きっと、なんの問題もなくできましたよね？

じゃ、少しだけ
レベルアップしますよ！

同じく目を閉じた状態で
コップを持って、

口まで上手に運んで
コップに口をつけてください。

これも、さっきよりは
少し難しいですが

ほとんどの人ができるはずです。

こうやって

目で見えていない物でも
カラダの関節や神経には

すでに位置関係などの
位置情報があって

目で見えていなくても
結構正確に動かす事ができるんです。

これは赤ちゃんの頃から
発達とともに培ってきたもので

例えば、スポーツでも
ボールを蹴る、ボールを打つという動作は

”ボールだけを見ていなくても”
正確にできるようになりますよね？

こういう能力というか
仕組みのことを

「位置覚」とか「運動覚」といいますが

運動・スポーツをしていなくても
日常生活でも関わっているんです。

カラダは、情報の蓄積で
姿勢や動作をカラダに染み込ませていくんです。

スポーツに例えると
「正しいフォームでの練習」を反復して

上手になりますよね？

このスポーツが上手くなるのと
良い姿勢に近づいていくのは
似ているもので

すんごくシンプルにすると

間違ったフォーム・姿勢

良くないフォーム・姿勢

それぞれの条件で日常生活を過ごすから
不調が起きるんです。

もう少し正確に言うと

動作と姿勢のギャップが
問題なんです。

ここはちょっとマニアックなので

直接治療に来た人だけに
お伝えしています。

いったんそれは置いておいて…

言い換えると

正しいフォーム・姿勢

良いフォーム・姿勢

で、日常生活を過ごせると
不調から解放されやすいってこと。

ただし、問題は

正しいフォームを教えてもらって
すぐに出来るようになる事は
ほとんどありませんよね？

だから、カラダの治療でも
姿勢（骨格）や、動作を整えても

気を抜くと今までの動作（例えば数年分のクセ）に
塗り替えられてしまう事が多いです。

これが

「治療効果が切れる」

「受けたときだけ調子がいい」

って感想に関係していると
僕は思います。

だから、何度も言っていますが
治療には計画が必要なんです！

もちろん、仕事や
生活のスケジュールなどもありますから

理想的なスケジュールを
全員が組めるわけではないかもしれないけど

大きくプランから外れない事が
大切なことです。

あ、そうそう
予約が混み合っている時には

どうしても予約枠の関係で
思うよういいタイミングで治療が
できないこともあります…

僕から提案する治療プランなので
極力こう言った事がないようにはするのですが…

治療が終えた時に
次回のご予約をいただく

もしくは

２〜３日分、または１ヶ月分など
決められる範囲で、まとめて予約をする方も多いので

そうやって、プランがズレないように
ご協力をいただいた上で工夫しています。

カラダも姿勢も
ロボットじゃないので

キレイに左右対称とか
少しも歪むを許さないとか

そんな話じゃなく

あくまでも自然の回復力を
身に付けましょう！

ってことです！

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